動画配信サービスの同時視聴可能数は、家族で別々の動画を楽しみたいと考えているかたにとって重要なポイントではないでしょうか。
今回は、dTV、Hulu、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、TSUTAYATV、Netflix、FOD、ビデオマーケット、auビデオパスの中で、同時視聴が可能な動画配信サービスにはどのようなものがあるのか、同時視聴可能な数はいくつなのか、また、同時視聴できないサービスや同時視聴利用時の注意点など、動画配信サービスを選ぶのに欠かせないポイントを紹介します。
複数端末で同時視聴が可能な動画配信サービスと同時視聴可能数
dTV、Hulu、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、TSUTAYATV、Netflix、FOD、ビデオマーケット、auビデオパスの中で、同時視聴が可能な動画配信サービスは以下の四つのサービスです。
U-NEXT
子アカウントが三つまで無料で作ることができます。(最大4台で同時視聴可能)
子アカウントには以下のような利用内容に制限があったり、親アカウントから利用を制限することができる機能があります。
- R指定の作品や成人向けコンテンツは表示されない
- 子アカウントでの購入制限が可能
- アカウントごとにマイリストや閲覧履歴が分かれているので、プライバシーを守ることができる
ただし同じ動画は同時視聴できません。
Amazonプライムビデオ
1アカウントで最大三つの端末まで同時に動画を観ることができます。
ただし同じ動画は同時視聴できません。
Netflix
プランによって同時視聴可能数が変わります。
スタンダードプラン(2台で同時視聴可能)、プレミアムプラン(4台で同時視聴可能)で同時視聴可能ですが、ベーシックプランの場合には同時視聴できません。
料金体系
プラン | 月額 (税抜き) |
特徴 |
---|---|---|
べーシックプラン | 650円 | 同時に1画面、SD標準画質で視聴可能。 |
スタンダードプラン | 950円 | 同時に二つのデバイスで視聴、使用している端末が対応している場合はHD高画質でも視聴可能。 |
プレミアムプラン | 1,450円 | 同時に四つのデバイスで視聴、使用している端末が対応している場合はHD高画質とUHD 4K超高画質でも視聴可能。 |
プランにかかわらず、五つまでプロフィールをつくり、以下の管理が個別にできます。
- 映画やドラマのレコメンド機能
- 最近観た作品のリスト評価とレビュー
- 言語表示設定
- 再生設定
- 年齢制限
- マイリスト
FOD
登録できるデバイス数は5台で、同時視聴可能です。
利用したいデバイスでアプリやブラウザからログインすることで、自動登録されます。
5台登録されると新規デバイスからログインできなくなりますが、マイページにある視聴デバイス履歴から不要になった登録デバイスを削除することで、新しく登録しなおすことができます。
以上が同時視聴可能な動画配信サービスです。
同時視聴可能なサービスの中でも契約したアカウントの他に個別でアカウントを作り、それぞれで管理ができるものと、できないものがあります。
小さい子どもも利用する場合には利用制限がかけられるU-NEXTがおすすめです。
利用のしかたや目的に合わせて注意して選びましょう。
同時視聴不可の動画配信サービスと利用時の注意点
dTV、Hulu、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、TSUTAYATV、Netflix、FOD、ビデオマーケット、auビデオパスの中で、同時視聴ができない動画配信サービスは以下の五つのサービスです。
dTV
再生端末は5台までですが、同時視聴はできません。
Hulu
マルチデバイス対応です。(再生端末は何台でも可能)
ただし、Huluサービスアカウントは一つの時点において一つのみの同時ストリーミングに限定されるため、同時視聴はできません。
TSUTAYATV
レンタル作品(視聴可能時間が決まっている作品)は1台まで再生可能です。
購入作品(視聴可能時間は無制限)は2台まで同時再生可能です。
ビデオマーケット
マルチデバイス対応ですが、同時視聴はできません。
auビデオパス
マルチデバイス対応ですが、複数デバイスから同時に利用することはできません。
以上が同時視聴ができない動画配信サービスです。
マルチデバイス対応が少しわかりにくいですが、一度契約したIDを使って何台ものスマートフォンやPCから動画を再生できるというものです。
一度契約すれば様々な端末から動画を観ることができます。
外出先や家での使い分けをする上でとても便利な機能ですが、同時視聴不可の場合、一つの端末ずつでしか動画を観ることができないため勘違いして契約しないよう注意が必要です。
動画配信サービスの利用時の注意点
まず、同時視聴可能でも同じ作品は同時視聴できないサービスが多い点です。
このようなサービスは、家族で別々に同じ作品を視聴しようとすると視聴制限がかかってしまいます。
同時視聴可能になっていても、それぞれの動画配信サービスに対応しているデバイスでないと動画は視聴できない点にも注意が必要です。
中にはTVでの視聴ができないサービスもあるため、大画面で動画を楽しみたいかたは確認してから契約しましょう。
また、同時視聴できるものの中でも、子アカウントとして登録すると視聴可能になるものと、すべての端末で同一IDでログインし同じ条件で視聴可能になるものとがあります。
子アカウントがつくれる場合には、アカウントごとに年齢制限や購入制限が設定できたり、閲覧履歴などが個別になっているためプライバシーの保護が可能ですが、同一IDでのログインの場合、これらの機能はありません。
ご家族での利用で契約を考えているかたは、気を付けましょう。
最後に、同時視聴可能数より多く観れることもあるようですが、利用規約に反した利用を行うことになります。
必ず、利用規約範囲内で動画配信サービスを利用するようにしましょう。
まとめ
同時視聴が可能な動画配信サービスや不可能な動画配信サービスの特徴、動画配信サービスの利用時の注意点について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 同時視聴可能な動画配信サービスは限られている
- 同時視聴可能でも同時に同じ作品が観れないサービスが多い
- 家族での利用の場合は子アカウントを作れるサービスがおすすめ
動画配信サービスは動画の配信内容だけでなく、利用のしかたや目的、利用するかたの人数によっても選ぶことができます。
同時視聴可能なサービスは意外にも少ないですが、その中でもサービスによって同時視聴可能な端末数や、アカウントの管理方法などが異なり、それぞれに特徴があります。
それぞれのサービスの特徴をしっかり把握し、自分にぴったりのサービスを選びましょう。
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