海外の作品は字幕や吹き替えで楽しむことができますが、吹き替えのメリットは文字を追う作業がないため作品に集中できたり、また耳で聞くだけで話の流れが理解できることから、家事の合間に楽しむことができ便利な点にあります。
ここでは、吹き替えに対応している動画配信サービスについて見ていきます。
吹き替え版の映画を見ることができる動画配信サービスとおすすめ
動画配信サービスで配信されている海外の映画やドラマは、全ての作品が吹き替えに対応しているわけではありません。
また、同じ作品でも動画配信サービスにより吹き替えに対応しているものとそうでないものがあります。
また、吹き替え版の映画のラインナップは動画配信サービスにより大きく異なります。
海外の作品を吹き替えで視聴しているかたは、動画配信サービスの利用を開始する際に注意しましょう。
U-NEXT
月額1,990円で見放題の動画が楽しめます。
65,000本以上の作品が見放題となり、独自のポイント制度により新作も視聴することができます。
新作の配信はDVDの販売前に行われるものもあり、いち早く新作を視聴することもできます。
また、見放題の対象になるのが動画だけではなく、書籍やコミックの閲覧、音楽サービスの利用も可能です。
海外の作品はアジア系以外のものは少ない傾向にあるため、海外ドラマを目的に動画配信サービスを選ぶかたは不便さを感じる可能性があります。
しかし、吹き替えに対応している作品数は比較的多いです。
Hulu
アメリカで誕生した定額制の動画配信サービスです。
歴史が長く動画配信サービスの先駆け的な存在で、日本では2011年よりサービスが開始しています。
月額料金933円で見放題が利用でき、海外ドラマのラインナップが豊富です。
定額制の料金の範囲内で観られるコンテンツの多さや、配信スピードの早さに定評があります。
海外ドラマの本数は多い反面、吹き替えに対応している作品は少ないです。
dTV
NTTドコモが運営する動画配信サービスです。
月額500円で見放題が利用でき、その手頃な価格と配信数の多さから人気の高いサービスで、日本ではシェア数もトップクラスです。
dTVで吹き替え版が楽しめる作品は、主に日本でヒットした海外ドラマの一部か子ども向けの海外作品に多くみられます。
洋画の吹き替えはまだ少ないです。
Netflix
1997年にアメリカで誕生した世界中にユーザーがいる動画配信サービスです。
手頃な価格や、海外作品数の豊富さ、オリジナルコンテンツの品質の高さから注目を集めています。
月額料金を支払うと、全ての作品が見放題となるため、非常に分かりやすくシンプルな料金プランも特徴です。
洋画や海外ドラマの吹き替え版も多く配信されています。
主要動画配信サービスの視聴可能な吹き替え映画の本数
主要動画配信サービスの中でも、吹き替え版に多く対応しているサービスを中心にご紹介します。
U-NEXT
動画配信数の多さに比例して、吹き替え版の数も動画配信サービスの中では多いです。
2017年4月時点では、洋画約2,400作品のうち900作品が吹き替え版に対応していました。
また、海外ドラマの約半数が吹き替え版に対応しており、多くの作品を日本語吹き替えで楽しむことができます。
しかし、韓流ドラマやアジア系の作品はほとんど吹き替えに対応していません。
現在の詳細な吹き替え版配信数は発表されていないため分かりませんが、過去の数字から見て洋画・海外ドラマ(韓流・アジア系除く)の約半数が吹き替え版に対応していると推察されます。
Hulu
Huluも比較的日本語吹き替え版が多く配信されています。
作品を選ぶ際に、字幕と吹き替え版とに分かれて表示されています。
2017年8月の時点では、洋画約880作品のうち約4割が吹き替え版に対応していました。
海外ドラマは約3割、韓流ドラマ・アジア系作品はごくわずかでした。
U-NEXTに比べて海外作品数が少ないため、吹き替え版の数も少ないです。
Netflix
数ある動画配信サービスの中でも吹き替え版の多さに定評があります。
作品を視聴している途中で音声の変更が簡単に行える点も魅力です。
特に、海外ドラマの吹き替え版本数が多いです。
TSUTAYA TVやdTVは、一部の作品が吹き替え版に対応していますが、まだ数は少なく、字幕がメインとなっています。
dTVでは、キッズ向けの海外作品は吹き替え版に対応しているものもあるため、子どもが海外の作品を観る時には便利です。
また、過去に人気のあった海外ドラマの吹き替え版は比較的多く配信されています。
それぞれの動画配信サービスの特徴を踏まえて、自分にあったサービスを見つけましょう。
動画配信サービスには、無料お試し期間が設けられている場合が多いため、吹き替え版についても無料お試し期間中にラインナップを確認してみてください。
まとめ
吹き替え版の映画を観ることができる動画配信サービスについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 吹き替え版の数や割合は動画配信サービスにより異なる
- 吹き替え版はU-NEXTやNetflixが比較的多い
- 無料お試し期間を上手に活用し、吹き替え版のラインナップを把握する
特に海外の作品を多く取り扱う動画配信サービスでは、今後ますます吹き替え版の充実が期待されています。
自分の好みにあった方法で海外ドラマを観ることができれば、より楽しむことができます。
海外の作品を吹き替え版で観たいかたは、できるだけ海外作品数や吹き替え版の配信数が多い動画配信サービスを選びましょう。
おすすめ動画配信サービス(VOD)
U-NEXTは全作品で12万本以上、見放題で5万本以上を視聴できる人気動画配信サービスです。
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見放題以外の作品もポイントを使うことで視聴でき、初回登録時に600円分のポイント、毎月1,200ポイントがもらえるので、人気作品も追加課金なしで観ることができるのも魅力です。
無料お試し期間は31日間あるので、夏休みやGW、年末年始に無料期間だけでも十分楽しむことができます。
FOD(フジテレビオンデマンド)はフジテレビのドラマ、アニメ、バラエティ、映画が見放題になる動画配信サービスです。
2,000本以上の作品が見放題になり、期間限定の見逃し配信については無料で視聴することができます。
放送中のドラマも放送後すぐに見逃し配信されます。
無料お試し期間が31日間あるので、無料で人気ドラマを楽しめます。
TSUTAYA TVは、動画見放題で月額933円(税抜)、CD/DVDの宅配レンタルが借り放題もあわせて月額2,417円(税抜)で利用できます。
動画数は85,000本以上と、TSUTAYAのほぼすべての動画を観ることができます。
無料期間が30日あり、初回登録時に1,080ポイントがもらえるので、人気の新作も実質無料で視聴することができます。
これまでTSUTAYAでレンタル利用していた人は、はじめての動画配信サービスはTSUTAYA TVがおすすめです。
Huluは海外ドラマや洋画、国内ドラマなどに強い動画配信サービスです。
月額約1,000円で4万本以上の動画を見放題で楽しむことができます。
日本テレビの子会社なので、国内ドラマの見逃し配信やスピンオフも多く見ることができ、視聴可能な作品が幅広く、バランスが良い点も魅力です。
14日間の無料お試し期間があるので、はじめて動画配信サービスを利用する際はまずHuluを試してみてください。