以前は圧倒的にTSUTAYAなどのレンタル店が主流でしたが、スマートフォンやタブレットの普及につれ、動画配信サービスによる映画やアニメなどの動画視聴がとても便利になってきました。
動画視聴サービスは外出先で観ることができたり、見放題プランがあったりと、良い点もありますが、利用状況によってはレンタル店の方が良いこともあります。
今回は動画配信サービスとレンタル店を自分の利用状況に応じて賢く選択できるよう、双方のメリットとデメリットを紹介します。
動画配信サービスとTSUTAYAのレンタルのメリット、デメリットを比較
まず、動画配信サービスとTSUTAYAのレンタルのメリット、デメリットを大きく分けて紹介します。
動画配信サービスとTSUTAYAのレンタルのメリットとデメリット
動画配信サービスのメリット
- 観たい時にすぐ観ることができる
- 返却する手間がない
- 定額で見放題のプランがある
- スマートフォンやタブレットで場所を選ばずに視聴できる
- 観たい動画が借りられていて観ることができないことがない
動画配信サービスのデメリット
- 視聴量が少ないと損をする可能性がある
- インターネット環境が必須で、通信環境によっては動画が止まったり、ダウンロードに時間がかかる
- テレビで視聴する場合には専用の機器などが必要
- 主に新作を観る場合はポイント利用でレンタルしなくてはならないので、追加課金が必要
- サービスを停止する場合、解約が必要
TSUTAYAのレンタルのメリット
- 観たい分だけ借りることができ、無駄な料金が発生しない
- 動画を観るために必要な機器が揃えやすい
- 作品数が多い(お取り寄せサービスあり)
- 解約が必要ない
TSUTAYAのレンタルのデメリット
- 店舗に行って、借りたり返したりする必要がある
- 観たいDVDやブルーレイがレンタル中で借りることができない場合がある
動画配信サービスのメリットとデメリットをさらに詳しく
動画配信サービスのメリット
動画配信サービスの一番の特徴は観たい時にすぐ観ることができる点です。
レンタルに足を運んで借りる手間がなく、その場ですぐに観ることができます。
また、動画配信サービスはスマートフォンやタブレットからでも視聴できるので、外出先での子どもの退屈しのぎや、電車通勤の時間にも動画視聴が可能です。
返却の手間もなく、ポイントを利用してレンタルできる作品であっても自動で返却されるため、延滞の心配もありません。
さらに、動画配信サービスには月額料金や年額料金で映画やドラマ、アニメなどの様々な動画が見放題になるプランがあります。
月額にして400円~2,000円くらいの価格であるため、レンタル店でDVDやブルーレイを大量に借りる場合、動画配信サービスの方が金額が抑えられる可能性があります。
動画配信サービスのデメリット
しかし、月額利用料以上の視聴をしない場合には、観たい分だけ借りることのできるレンタル店の方が無駄がないため、近隣のレンタル店のレンタル料金や月々の利用本数を確認してから選びましょう。
動画配信サービスの中には、コンテンツごとにお金やポイントを支払ってレンタルをしなければ観ることができない動画も存在するため、追加課金が必要な場合があります。
新作動画を主に観たい場合には、見放題サービスには含まれないことが多いため確認が必要です。
最後に動画配信サービスの大きなデメリットとして、利用環境の整備の必要性があります。
レンタル店で借りることができるDVDやブルーレイディスクの場合、DVD・ブルーレイプレーヤーやPS4などの再生可能なゲーム機があれば、簡単に動画を再生することができます。
一方で動画配信サービスは、インターネット環境が必須であり、視聴する端末により必要な機器が異なります。
モバイル通信契約をしているスマートフォンやタブレットで視聴する場合には、モバイル通信(4GやLTEなど)でインターネットが利用できるため、別途機器がなくても動画を視聴することができます。
しかし、モバイル通信のみで動画配信サービスを利用する場合、多数の動画を視聴すると通信量がかなり大きくなるため、通信量がオーバーし通信制限がかかってしまう可能性が高いです。
これを防ぐためには、動画配信サービスは前もってダウンロードできるものを選び、プラスアルファで自宅のインターネットとWi-fi環境を整える必要性があります。
自宅にいる時に動画をWi-fi環境下でダウンロードしておけば問題ありません。
モバイル通信契約をしていないタブレット等を用いる場合は、Wi-fi環境がないと動画視聴することができません。
また、テレビで視聴する場合には、自宅でのインターネット契約が必須です。
それに加え、各動画配信サービスに対応しているセットトップボックスもしくはPS4などのゲーム機、ブルーレイプレーヤーなどの機器が必要になります。
自宅のテレビが動画配信サービスに対応しているスマートテレビの場合は上記の機器は必要ありません。
もちろんパソコンで視聴することも可能です。
その際にもインターネットに繋ぐ必要があります。
まとめ
動画配信サービスとTSUTAYAのレンタルのメリット、デメリットについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 動画配信サービスはどこでも観ることができ、見放題があること
- レンタルは無駄なく必要な分だけ借りることができる
- 動画配信サービスは利用状況に応じて必要な機器が異なるため注意が必要
動画配信サービスにもTSUTAYAのレンタルにもそれぞれメリットがあります。
小さな子どもがいるかたや電車通勤が長いかたには、どこでも視聴できる動画配信サービスはとても便利なサービスです。
一方で新作ばかりを観る場合には、レンタルの方が月額利用料がかからないため、お得に利用できます。
どのように利用したいのか、また自宅にある機器などを考慮して、自分に合った動画視聴の方法を選びましょう。
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