動画配信で視聴できる動画の画質は様々です。
画質の種類は動画配信サービスにより特徴があり、全ての動画配信サービスが一律の画質で提供しているわけではありません。
また、様々な画質の中から自分で選択することも可能です。
画質はSDやHD、4Kなどと表記されていますが、詳しく知らずに利用するかたは多いです。
ここでは、画質表記の意味や画質で動画配信サービスを比較する方法をご紹介します。
画質で動画配信サービスを比較する方法と画質表記の意味
動画配信サービスで表される画質は、SD、HD、UHDなどと表されます。
一つずつその意味についてまとめます。
SD画質
SD画質は、標準解像度テレビのことを指し、画素数は35万画素です。
これは、DVDと同じ画素数で、動画配信サービスの中では一番画質が粗いものとなります。
SD画質はDVDと同程度のため、スマートフォンやタブレットでの視聴はあまりストレスがないですが、テレビなどの大きな画面で視聴する際には画質の粗さが気になる場合もあります。
HD画質
HD画質は、高精細度ビデオ(ハイビジョン)を意味し、画素数は92万画素です。
さらに、フルHDと表記されているものは画素数207万画素になります。
画素数が多くなればなるほど、映像がきれいに見えます。
UHD画質
UHDは、超高精細を意味し、動画配信サービスでは4Kと表記されている場合がほとんどです。
画素数は829万画素で、顔を画面に近づけても粗さが気にならないほどクリアです。
4Kに対応している動画配信サービスや作品数はまだ少ないですが、これから増えていくことが予測されています。
UHD(4K)のさらに上には、SHV(8K)があります。
SHVは超高解像を意味し、4Kよりもさらに良質の画質になりますが、現在の動画配信サービスではほとんど目にすることはありません。
つまり、SDよりもHD、フルHD、UHD(4K)の方がより画像が鮮明になります。
画像が鮮明になると、ダイナミックな映像がより迫力あるものに見えるなど、作品をより楽しむことができます。
良質の画像で観るためにフルHDやUHD(4K)を選ぼうとしても、動画配信サービスによっては対応していない場合や対応する作品が限られる場合があります。
また、高画質になればなるほど、ダウンロード再生には多くの空き容量を必要とするため注意が必要です。
多くの動画配信サービスは、SD~HDまでの画質で提供しています。
特に古い作品は、画質が粗いものも多いです。
しかし、SD画質はDVDと同等のため、普段使用しているテレビが高画質でなければ、気にならないかたも多いです。
高画質でおすすめの動画配信サービス
現在増えつつある4K画質の作品を楽しめる動画配信サービスからご紹介します。
4K画質の作品はまだ全体的に少ないですが、4K対応のテレビやスマートフォンの販売に伴い増加しつつあります。
Amazonプライムビデオ
2015年のサービス開始以降、徐々にコンテンツの充実が図られています。
ドキュメンタリーやオリジナルコンテンツの質が高く、自然や動物を扱ったテーマの作品を4Kで観ると迫力ある映像が楽しめます。
4Kに対応していない作品は、SDやHDのものが中心です。
Netflix
Netflixにはいくつかの料金プランがありますが、4K作品が観られるのは月額1,450円のプレミアムプランです。
4Kに対応している作品は一部のものに限られますが、劇場公開されてもおかしくないレベルのオリジナルコンテンツを4Kで楽しむことが可能です。
U-NEXT
U-NEXTは様々なコンテンツを楽しむことができますが、4Kに対応している作品はごくわずかです。
しかし、フルHDに対応しているため、全ての作品が高画質で提供されていると言えます。
4Kに対応している作品は動画配信サービス全体で考えてもまだ一部のため、フルHDに対応しているU-NEXTは高画質で視聴したいかたにおすすめです。
dTV
dTVの画質は、きれい、すごくきれい、HDの3種類で表されています。
4Kに対応しているのは、主にミュージックビデオであり、まだ数は少ないです。
きれい、すごくきれいを選ぶと、スマートフォンなどの小さい画面では問題なく視聴できますが、テレビなどの大きな場面では画質の粗さが気になる場合があります。
dTVの作品を高画質で楽しみたいかたは、HDを選ばれることをおすすめします。
4K画像を楽しむためには、4Kに対応したテレビやスマートフォンなどの準備が必要で、テレビの種類により動画配信サービスに対応しているものとそうでないものがあります。
高画質で動画配信サービスを楽しみたいかたは、これらのポイントに注意しましょう。
まとめ
画質で動画配信サービスを比較する方法と画質表記の意味について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 画質はSD、HD、UHDの順に高画質となる
- UHD(4K)に対応する作品数はまだ少ない
- 全体的に高画質で楽しみたいかたはU-NEXTがおすすめ
高画質で視聴できるテレビやスマートフォンの販売が定着しつつある中で、動画配信サービスの画質向上にも期待が寄せられています。
これから新たに動画配信サービスを利用されたり、テレビやスマートフォンの購入を検討しているかたは画質にも着目して検討しましょう。
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